HOME高速バスで快適に過ごす方法
最終更新日:2017/11/20
飛行機や新幹線などと比べると、高速バスは安いだけが取り柄の交通手段だと思われている方もいるのではないでしょうか。確かに、狭いスペースに大勢入れられた状態で、リクライニングも思い切って倒しにくく、人の目も気になるとあっては、そう思うのは無理もありません。しかし、そんな高速バスも利用者がちょっと工夫するだけで、かなり環境を改善することができますので、今回はその点について解説していきましょう。まず一つ目は、安眠グッズをあらかじめ準備しておくことです。アイマスクや腰に当てるクッションなどがあれば、仮に後ろの人が気になって座席が倒せないという状況であっても、体が痛くなりにくいですし、アイマスクをつけておけば隣の人の視線も気になりません。また、長時間座っていると脚のむくみが気になるという女性もたくさんいるでしょう。そういう時はむくみ解消のストッキングなり、靴下を用意しておけば、脚がパンパンにふくらむリスクも事前に回避することが可能ですので、出発前に履いておくか、高速バス内で履けるようにバッグに入れておくといいでしょう。これは自分でもできる対策ですので、こういった対策を講じておくことを心掛けてみると良いでしょう。また、予算優先でバスを選ばれる気持ちもわかるのですが、ここはひとつ、より快適な設備が整っている高速バスを予約するのも一つの手です。例えば、就寝時に人が気になる、あるいはトイレに行きたくなるといったことが原因で、上手く寝つけないという場合。その時は高速バスにトイレが備わったものや、シートとシートの間の通路に余裕があるバスを選んでみましょう。特にトイレの場合、高速に入っていて尿意や便意を催した時に、バスは簡単には止まってくれませんから、もし高速バスでトイレなしのものにしてしまうと、いつ急な催しに襲われないとも限りませんよね。また、座席数や配置に余裕のあるバスというのも、ただそれだけで長距離移動のストレスを軽減してくれるものです。こういった高速バスには、仕切り用のカーテンが往々にして取り付けられています。寝る時にカーテンを引いておけば、周りの目も気になりませんし、ぐっすり眠ることができます。高速バスに長時間乗っているのが苦痛という方は、もしかしたらこうした設備のないバスのプランばかりを選んでいるからかも知れません。きちんとした対価を払えば、高速バスでも快適な移動ができるのです。